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    2005

08.24

« ( ‘д‘)<さよなら、こんにちは »

仕事の帰りに中古レコード屋によるのが大好きです。
何が面白いって中古レコード屋にはいろんな出会いと別れがあるんです。

中古レコード屋に向かうまでの道のり、心はおもちゃばこをひっくり返すこどもの気持ちに。夜もだいぶ涼しくなってきてすごしやすくなってきました。ちなみに今日の鼻歌はミキティの満月。今日はいい調子だなあ、さて、今日はどんな出会いがあるかな。

レコード屋に到着すると、たったかたったか小走りに新着コーナーへ。早速わくわくした手つきでブツ漁りをしていると、ふと、目に入ったCD達。

ん?これは?


そこに売られていたのは大量のメロン記念日のCD達。
あ、スゲー、1stシングルから今までの分ほとんどあるじゃん。しかも100円か、やっすいなぁ。お気に入りの奴は重複しても良いから買っとくかな。うは、香水は超良ジャケだなwwwww買おう買おう!

CDを手に取った瞬間、俺のこころのしばっちゃんがどこからともなくふらりと俺の隣に現れました。そして、所在無さげに何か言いたそうな顔でこっちを見ています。どうしたの、しばっちゃん。

「もともと私の持ち主さんは、少しこころの弱い人だったんです。他の人よりも悲しい気持ちになりやすい人。でも、それは心の優しさの裏返しなんですよ、私にはわかるんです。
ある日、わたしはたまたま外出した彼の目にとまったんです。初めて私を手に取った時の彼の表情は忘れません。彼ったら、買おうか買いまいか15分も迷って、私の周りをぐるぐるしてたんですよ。きっと少し恥ずかしかったんだと思います。でも、きりっと覚悟を決めて私を手に取るとレジまで連れていってくれました。すごくドキドキしてたんでしょうね、手に汗をたくさんかいてたんですもの。でも、すごく嬉しかった。

それから、彼は毎日何度もリピートをして私の歌を聴いてくれました。
レコードだったら擦り切れるっていうのかしら。私が一生懸命歌ってるのにあわせて彼も笑ったり歌ったり泣いたり踊ったりしてくれました。彼が、元気になってくれればいいな、そう思いながら私も一生懸命声をからして歌ったものです。彼に強いこころを、楽しい時間を、ちょっとした逃避の時間を。私と彼は一緒に自分を取り戻すため歌い続けた、そんな毎日が続きました。しあわせな毎日。

彼は私の歌を聴きながら、毎日のことを私に語って聞かせてくれました。やっとバイトが見つかったこと、人と話すことが楽しくなったこと、可愛い女の子が一緒に働いてること。私も彼が元気になってくれるのが嬉しくていつも以上に張り切って歌って踊ったものです。

そして、ある日彼は可愛い女の子をつれてうちにやってきました。彼女ができたんです!あんな沈みがちだった彼にもついに春がやってきたんです。私は、棚の影に隠れて初々しい二人に投げキッス。(だって、私がいることがばれたら彼女は嫉妬するでしょう?)ひゅーひゅー!お熱いね☆

そして、きっと私は役割を終えたんでしょうね。今日彼につれられてここにやってきました。彼は「さよなら」も言ってくれなかったけれど、いいんです。彼が元気になってくれて、自分らしい生き方をするための一歩を踏み出してくれたんですから。私は、本当に幸せものなんです。・・・幸せだったんです」

僕は、ぽそぽそとしゃべり続けるしばっちゃんの話を何度かうなずきながらひととおり聴き終わると、CDをそのままレジに持っていきました。今度の鼻歌はスキップ。



さよなら、そして、こんにちは。
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comments

な が い
30文字ぐらいにまとめて

( ‘д‘):2005/08/24(水) 18:48:50 | URL | [編集]

勢いがつくと止まらないのは近所の猪譲りとゆいたい…あまりに長文なので自分でも読めないとゆいたいwww

ヒロポン:2005/08/26(金) 00:00:49 | URL | [編集]

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